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Boostにおける議論の指針(Boost Discussion Policy)

boostメンバを一つのコミュニティーとして結ぶのはEメールによる議論である。 もし議論が刺激的で効果的であったなら、コミュニティーは強く成長してゆくだろう。 もし、議論が悪口と悪意に満ちたものならコミュニティーはなくなってしまうだろう。

議論の内容として受け入れられるもの(Acceptable topics)

その他、モデレータの判断によってboostの発展に関係する内容は受け入れることができる。
もし投稿できるかどうか判断がつかないときは、どうぞご投稿ください。(もし投稿すべき内容でない時は)モデレータがあなたにお知らせします。

議論の内容として受け入れられないもの(Unacceptable topics)

メールのサイズ

メーリングリスト用のソフトウエアは自動的にメッセージと添付ファイルのサイズを適切な大きさへ制限する。 典型的には75Kである。この数字はモデレータによって時代の変遷に伴って変更されている。 この制限はダイアルアップ接続の人のためのエチケットである。

禁止されている行動(Prohibited behavior)

禁止されている行動を大目に見ることはない。モデレータはそのような悪質なユーザからの投稿を 差し止める。

Flame wars

個人攻撃、議論のための議論、その他白熱した状態(flame war)に陥ってしまうような 行動は禁止される。議論は、個人的な特性や参加者の動機などではなく、技術的な内容に焦点をおくべきである。

Third-party attacks

ソフトウエアベンダ、ハードウエアべベンダやその他のどんな機関に対する攻撃は禁止される。 Boostは一致団結してC++コミュニティー全体へ貢献するするために存在しているのであり、 他人の仕事を貶めるために存在しているのではない。

このことは、コンパイラの問題ある動作に対して一時的な不満を述べたり 皮肉を言ったりするのを禁止しているのだろうか?いやそうではない。しかしやり過ぎてはいけない。

Off-topic posts

acceptable topicから外れた議論を延々と続けることは強く自制しよう。 off-topicな投稿は意味があることもよくあり、他の禁止事項ほど個人的な破壊行動をとっているとは見なされない。 しかし度重なると効果的な議論を続けるための興味を削ぐことにつながる。

文化(Culture)

Boostメンバは、技術的なスキルだけでなく共同作業や他人の助けへの感謝を重んじ、他人に対するある程度の丁寧さを持っている。 Boostは国際的で且つ、年齢やその他の特徴について幅広いメンバシップを持っている。 Boostにおける議論を、身近な数少ない友人たちとの議論とみなすのではなく、 数多くの仲間たちに幅広く読まれているフォーラムでの議論だと考えるようにしよう。

あなたの(貢献的な)投稿を読むために(既に十分大きい数の)人々が累積的な努力を行っていることを忘れないようにしよう。 つまり、投稿する文章をできる限り読みやすくするために努力と時間を惜しまないようにしよう。 大文字を使うべき個所に使う、といったことに気を配り英語の構文と文法を正しく表記しよう。 情報量を大きくしすぎることを避けよう。口語的な言葉や略語は全ての読者に理解されないかもしれないので避けるようにしよう。 そして、投稿する前に自分のメッセージを読み直すようにしよう。

効果的な議論のためのガイドライン(Guidelines for effective discussions)

熱い議論が罵り合いへ変質してしまうのを避け、Boostの拠り所となっている協力を強く促進するために ソーシャルエンジニアリングを行おう。

パーキンソンの自転車小屋は避けよう。 パーキンソンは初期の原子力発電所の設計を監督する委員会について書いている。 いつお茶を飲むか、自転車小屋をどこに置くか、そして原子力の安全性をどうやって確保するか、という三つの議題があったと。 お茶はすぐに議題から外れた。なぜなら些細なことだったから。 原子力の安全性は一時間しか議論されなかった。この問題は複雑で恐ろしくて専門家でさえこの話題を議論していると居心地が悪いと感じたから。 そして終日、自転車小屋について議論が行われた。(モダンであるべきだ、便利であるべきだ...) なぜなら誰もがこれの話題を議論していると快適だと理解していたから。


Revised May, 2002

Japanese Translation Copyright (©) 2003 Satoshi Fujimoto
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Japanese Translation Last Revised: 4/11/2003

原文 : Boost 1.30.0 Boost Discussion Policy